学校だより　NO.3

2025年度学校便り第３号　本校には７２００冊以上の蔵書があり、他校に誇ることができる図書室があります。毎週子どもたちは本を借りることをとても楽しみにしています。新しい本もたくさんありますし、ＤＶＤや漫画もあります。５月３１日には、今年度の課題図書の本も配本されました。当たり前のように毎週貸し借りが行われていますが、朝早くから図書委員さんが書庫からたくさんの重い本棚を出し入れしてくださったり、本の修繕やバーコード添付をして下っているので貸し借りができています。ありがたいことです。

　５月２５日には恒例の大運動会が開催されました。運動会委員さんや父母の会の方々が何度も打ち合わせをして準備してくださいました。前日にはライン引きや音響の確認、用具の運び出し、当日には早朝よりテント張りなどをしてくださいました。目に見えないところで準備・片付けを行ってくださっているおかげで、子供たちは、競技に集中できました。　　　　　　　　　　　　　

　６月には七夕飾りが計画されています。そこに向け忙しい中を縫って、行事委員さんが集まり、願いごとを書く短冊の用意をしてくださっていました。　　
　放課後クラブ活動も同様です。例えば習字クラブにおいては、講師の先生やボランティアの方が、倉庫から重い硯や文鎮を準備してくださったり、書くばっかりにして子供たちを迎い入れてくれています。最後には毎回ゴミの片付けまでしてくださっています。その他のクラブにおいても、準備や片づけにお力添えをいただいています。こうした目に見えない活動のおかげで、子供たちの活動が成り立っています。子供たちには、活動を楽しんでもらいたいと思いますが、時にこうした方々の支援があることに目を向け、感謝の気持ちを持ってほしいと思います。

放課後クラブの一つに「茶の湯クラブ」があります。毎回表千家の先生方にお越しいただいて、茶の湯の作法やお茶の点て方をご指導いただいています。日本でもこうした活動に触れることはなかなか難しいのですが、本校では幸いなことに、長い間多くの講師の方々に来ていただいてご指導していただくことができています。今回こうした取組に対して、表千家同門会様より表彰状をいただきました。本来ならば、学校側から「感謝状」をお送りするべきところですが、大変ありがたいことです。毎回おいしいお茶と菓子をいただき子供たちも活動を楽しんでいます。こうした活動を通して茶道に興味を持つ子が増えることを願います。ありがとうございました。

本校では11；50から12；45までがランチと休み時間になっています。学年ごと場所が割り振られており、外で遊んだりしています。子供たちにとって、学校生活の中で、ランチと休み時間が一番楽しい時間のようで、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。先生と一緒に遊んだり、芝生の上を駆け回ったりする姿はとても微笑ましいです。

今年も５月２５日（日）に恒例の大運動会が実施されました。例年、気温が高い熱中症の心配があるので、今年もたくさんの対策を講じておりましたが、今年は予想に反して、時折吹く風が寒く感じるほどの気候でした。上着が必要なほどで、快適に一日を過ごすことができました。運動会委員さんにはこれまで何度も会議を重ねていただき、準備をしてきていただきました。前日は音響の設置やライン引き、用具の準備などにご尽力いただきました。当日も早朝よりテント張りなど、子供たちが競技に集中できるようにご苦労いただきました。ご支援に感謝いたします。　　　　　　
　今年も中高等部生が運営面で活躍してくれました。用具をもって駆け回る生徒の頑張りは、本校の伝統であり、その頑張りのおかげで競技を円滑に進めることができています。例年、中高等部生は、スタッフＴシャツを着用していますが、今年度は生徒がデザインしたＴシャツにグレードアップ。かわいらしい絵を背中に背負いながら競技の運営に携わってくれました。 競技運営や準備・片付けに活躍してくれた中高等部生には、父母の会より
よりご褒美としてアイスクリームが振舞われました。一日を無事終え、木陰でアイスを頬張る生徒の横顔には、充実感と安堵の様子が伺われまし
た。ご参加いただいたみなさんご協力ありがとうございました。

教師にとって、授業力はとても重要な課題です。「楽しい授業わかりやすい授業」を目標に取組を進めて来ていますが、一足飛びに力量が向上するのは難しく、日々の積み重ねが大切です。学校としても研修の場を設定し、先生方の授業力を伸ばせるように取り組んでいます。５月３１日には、全教員で「前期研修会」を開催し、学校全体のグランドデザインについて共有化を行いました。６月１４日からは順次各学級の授業を校長・教頭が参観し、授業研修を実施し、授業力が高められるように指導していきます。７月には他校の授業参観を予定しており、先生方の授業力の向上に向け取り組んでいきたいとと思います。