令和 六年 四月 十三日 

School Letter 2024 04 13 お世話になります!どうぞよろしくお願いいたします

4月5日(金)に,ここニュージャージー補習授業校に着任いたしました,「小田切利幸:おたぎりとしゆき」と申します。山梨県より参りました。1997年より3年間シカゴ日本人学校で,教諭として勤務した経験がありますが,ずいぶんと前のこととなってしまいました。新たな気持ちでここニュージャージーで頑張っていきたいと考えております。ぜひ皆様のご支援とご協力をいただければと思っております。よろしくお願いいたします。「学校は楽しいところ」というのが私の信念です。勉強ももちろん大切ですが,勉強以外にもたくさんのことを学べるのが学校だと思っています。ぜひご家庭でもお子さんの意欲を上手に喚起していただき,楽しく学校に通えるようにお声掛けをお願いいたします皆様のご協力をお願いいたします。

スタート!ニュージャージー補習授業校

4月6日(土),補習校の新年度がスタートしました。今年日本は,天候の影響で桜の開花がずいぶんと遅れており,出国時にはまだ咲いていない地域が多かったですが,パラマスの校舎前には桜がきれいに咲いていました。ここにきて満開の桜を見られてとても感動しました。きれいに咲き誇る桜を見ていて,今年は素晴らしい一年になりそうな予感がしました。             
 1校時にはオーディトリアムで入園・入学式を実施しました。今年度は,幼児部の年中組11名,初等部1年生44名,中等部1年生25名,高等部1年生5名が本校に入園・入学しました。入園・入学の学年の保護者の皆様,全校のこども達が集まっての式はとても賑やかで,全員で入学を祝おうとする雰囲気が感じられ,とても素晴らしい式となりました。日本人教育審議会会長の久保様をはじめ,ご来賓の方々にもご列席いただき,ご祝辞を頂きました。新入生には緊張した面持ちが見られましたが,しっかり前を向いて話を聞いていました。児童会長からも歓迎の言葉がありました。落ち着いた態度で,わかりやすく話す姿は大変立派で,児童代表として頼もしく思いました。

さくら

始業式を行いました

入園・入学式に引き続き,始業式を実施いたしました。新しい学期に寄せる子供たちの意欲が感じられ,活気のある始業式でした。式中、担任の先生方の発表を行いましたが,先生の名前が呼ばれるたびに会場からは歓声があがり,とても盛り上がっていました。新しい担任の先生と早く仲良しになって、しっかり学習に取り組んでほしいと思います。                

 校長からは入学式に引き続きおにぎりの話をしました。「同じおにぎりでも,中身によって味わいが変わります。皆さんもどう学ぶか,何を学ぶかで今後が変わります。自分の目標に向かって頑張りましょう。」という話をしました。続いて中等部代表の「誓いの言葉」がありました。とても力強い呼びかけで,校長の話よりとても説得力のある話で、聞いていて感動しました。ここから一年が始まります。せっかく土曜日に補習校に通うのですから,一人一人が目標を忘れずに,こつこつと取り組んでほしいと思います。

各クラスの写真撮影へのご協力ありがとうございました

始業式後,各クラスの写真撮影を行いました。クラス数が多いので,各教室を回るだけでも大変なところでしたが,スムーズな写真撮影が行えるように,父母の会行事委員さんが台を持ち運んでくださり,てきぱきとご準備くださったおかげで,大変スムーズに撮影することができました。クラス写真は,今後各クラスにリンク先を送ります。なお,欠席者のいるクラスにつきましては,再度クラス写真を撮って配信する予定です。行事委員の皆様ありがとうございました。

全教職で充実した指導を

今年度は全校児童生徒380名,教職員数41名でスタートしました。私を含め,新しく本校に着任した職員も数名おりますが,全職員で園児,児童,生徒の指導に一生懸命取り組んで参ります。保護者の皆様,子供たち,教職員が一体となって取り組むことで学校生活が充実して参ります。お気づきのことがございましたら,ぜひ遠慮なく学校にご相談ください。子供たちが毎週土曜日が楽しみになるようにご支援をお願いいたします。
 日本では「主体的,対話的で深い学び」ということを目標に指導を行っています。子供たちが意欲を持って進んで学習すること,また,子供たちが相互に関わり合いを持ちながら,互いに理解を深めあっていくことで,学習理解が深まります。知識を覚えるだけでなく,どうしてそうなるのか考えながら学ぶこともとても重要です。ここニュージャージー補習校でも,「楽しく学びあえる」ように指導していきたいと思います。また,充実した学校行事や日本の習慣や伝統に触れて,楽しく日本語と日本文化を学べる学校にしていきたいと思います。今後とも保護者の皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。