令和五年 四月 一五日

School Letter 04 15 2023

入園・入学式が行われました

パラマス校の桜が開花した4月8日(土)に本校のオーディトリアムで入園・入学式が行われました。幼児部の年中組19名、初等部1年生37名、中等部1年生19名、高等部1年生17名が入園・入学しました。対象学年の保護者の皆様が出席し、4年ぶりに全校のこども達が集まっての入園・入学式となりました。新学校運営委員長の長島様をはじめ、来賓の方々も列席し、ご祝辞を頂きました。

校長から、こども達に「あいさつをしましょう。友達と仲良くしましょう。日本語の勉強を頑張りましょう」と呼びかけました。児童会長からは、歓迎の言葉があり、初等部の紹介がありました。新入生は、緊張した面持ちで元気に挨拶と返事をし、しっかり前を向いて皆さんのお話を聞いていました。

入園入学式
祝いの言葉

入園・入学式での児童会長の「歓迎の言葉」を紹介します。(一部省略しています。

”春の日差しが、気持ちいい季節となりました。学校の桜も、みなさんのことをお祝いしているように咲いています。新入生のみなさん、ご入園・ご入学おめでとうございます。

私は、初等部のことを3つ紹介したいと思います。

最初は、ひらがなや漢字を勉強します。ひらがなや漢字を覚えると、お話を読んだり書いたりすることができます。一人で絵本を読むことができます。

2つ目は、国語、算数などの教科書がもらえます。勉強はたいへんだけど、知らないことを覚えるのは楽しいことです。一つ覚えると一つかしこくなります。宿題もあります。私も宿題は好きではないです。「大変だなあ」と思うことがありますが、自分のためになります。

3つ目はやさしい先生や新しいお友達がたくさんできます。お友達といっしょに遊んだり、勉強するのは楽しいです。やさしい先生からは、面白い話をいっぱい聞くことができます。困ったことがあったら、先生が助けてくれます。分からないことがあったら、いつでも私たち児童会のお兄さんやお姉さんに聞いてください。

そして、先生方の名前と顔を覚えて、お会いしたら元気な声であいさつをしてみましょう。きっと楽しい一日が始まります。

これからの6年間、いろいろなことがあると思いますが、私たちといっしょに前を向いて、楽しく学校生活を送りましょう。”

始業式が行われました

4月8日には入園・入学式に引き続き、始業式が同じオーディトリアムで行われました。昨年は、オンラインで教室に配信していましたので、今年は、こども達の元気な返事や笑顔にあふれた始業式となりました。校長からは「やりつづける力。継続は力なり。何かに挑戦し、やりつづける力を付けていきましょう。」と話しました。続いて中等部代表の「誓いの言葉」があり、話し終えると児童生徒から大きな拍手が送られました。

始業式での中等部代表生徒の「誓いの言葉」を紹介します。(一部省略しています。)

”満開の桜の下、2019年度以来4年ぶりに、また全校生徒がそろって入園・入学式、始業式に参加できた事を大変うれしく思います。

僕は、文章を書く事がとても苦手で、特に作文は恐怖を感じたほどでした。しかし中等部に進学し、今年の目標という課題で、「文章をうまくかける様にする」を一年の目標とし、がんばって何度も作文を書きました。そして、夏休みにエッセイコンテスト応募という大きなチャンスがやってきました。僕は一生懸命文章を完成させ、応募しました。すると、その作品で「日本国総領事館賞」を受賞する事ができました。僕はその時に、目標を持って努力をするとしっかり結果が出るという事を、身を持って感じる事ができたのです。今年度も目標を持って、前向きに色々な事に挑戦していきます。

補習校生の皆さんもこの一年しっかり目標を持ち、一緒にがんばって夢への一歩を踏み出しましょう。”

各クラスの写真撮影が行われました

4月8日に、各クラスの写真撮影を行いました。父母の会行事委員さんのお手伝いのおかげで、スムーズに撮影をすることができました。クラス写真は、今後、各クラスにリンク先を送ります。なお、欠席者のいるクラスにつきましては、再度クラス写真を撮って配信する予定です。行事委員の皆様ありがとうございました。

新体制でスタートしました

今年度は、全校児童生徒373名で出発しました。新しい担任の先生が3名加わり、学年構成も新たに出発しました。コロナ感染症対応も緩和され、「主体的で対話的な深い学び」を目指し、お互いに学びあい、高めあうグループ学習を推進していきます。また、充実した学校行事や日本の習慣や伝統に触れて、楽しく日本語と日本文化を学べる学校にしていきたいと思います。今後とも保護者の皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。