令和五年 二月 四日

School letter 02042023

目標に向かって出発

1月7日に新年の集いがオーディトリアムで開催されました。3年ぶりに幼児部年中から高等部2年生まで全校児童生徒がオーディトリアムに集いあうことができました。校長の新年のあいさつで、日本人の習慣である「お辞儀」について話をしました。昨年行われたワールドカップサッカーで話題になった森保監督の深々とフィールドに対して行ったお辞儀の姿と、選手達がロッカールームをきれいに清掃するだけではなく折り鶴とともに「ありがとう」のメッセージが残されていた写真を児童生徒達に紹介しました。なぜお辞儀をするのか、なぜ選手達はメッセージを残していったのか、どんな意味が込められているのか。勝っても負けても、どのような立場になっても常に感謝の気持ちを忘れない彼らの姿勢から学んでほしいと伝えました。また、昨年、書道家の北古味可葉さんの大きな書をステージ上に掲げ、感謝の気持ちやあいさつ、友達、頑張る気持ちをもっていこうと話しました。

その後、「校内作文コンクール」「海外子女文芸作品コンクール」「東和エッセイコンテスト」「週刊NY生活言葉の泉年間大賞入賞」等々総勢27名の児童生徒の表彰がありました。さらに、新年の抱負をそれぞれの学年の代表が発表しました。「スポーツを頑張ります。」「漢字の勉強を頑張ります。」などなど。思い思いの抱負を聞きながら2023年をよりよい年にしようと気持ちを新たにした新年の集いでした。

新年の集いが終わって、各教室に戻り、それぞれのクラスで、各人の新年の抱負や目標を発表していました。2月に入り、新年の目標に向かって進んでいるでしょうか。言葉や文字で表した目標を再確認しながら目標達成に向けて頑張っていきましょう。

北古味可葉さんの書:左 感謝 ありがとうございます

          右 JAPAN 日本 あいさつ 仲良し 頑張る

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幼児部もちつき体験

1月14日(土)に幼児部の餅つきが行われました。お正月の日本の伝統行事である「餅つき」。通常であれば3クラス合同で行われていたものですが、コロナ禍ということからクラスごとに餅つきを行いました。  

担任からその由来や込められた願い等のお話があったり、杵と臼の名称、白米と餅米の違い等々を子どもたちに聞いたり、考えてもらいながら、餅つきすることへの期待感を高めました。  

炊き上がった餅米を臼に移し、いざ、本番。一人ずつ順番に餅をついていくので自分の出番が来るまで「いい匂いがするね〜」「ドキドキする〜」等、椅子に立ったり座ったりしながら緊張をほぐしていました。 

つけばつくほど餅米から餅に変化していく様子に、子どもたちも大はしゃぎの様子でした。出来上がった餅は、残念ながら食べることはできませんでしたが、鏡餅にして子どもたちに披露し、お土産に切り餅をもらって帰りました。

幼児部年長組が初等部1年生の授業見学

1月21日(土)に幼児部年長組の子ども達が初等部1年生の授業を見学しました。2ヶ月後には初等部1年生に進級する子ども達にとって、今の時期「1年生」というキーワードがさまざまな場面で使われています。実際に1年生教室に足を踏み入れ、1年生と一緒に席を並べて座った時には、子ども達の表情は緊張していました。

初等部1年生の担任から、まずは小学生になった時のルール(手を挙げて発表する、トイレは休み時間に行く、勝手に立って歩かない等々)を説明され元気よく「はい!!」と返事をしていました。

続いて、名前の書き方を一緒に手伝ってもらったり、言葉遊びの授業で答えを言い合ったり、終始笑顔が溢れる見学でした。

幼児部年長組の子ども達にとっては、ますます進級することへの期待感が膨らんだことと思います。また、初等部1年生児童にとっては、可愛いい下級生が入ってくる喜びも育まれたことでしょう。

児童会主催「ドロケー大会」

1月21日に児童会主催「ドロケー大会」がテニスコートのバブル会場で行われました。

初等部6年生が中心の児童会では、全ての学年と交流する企画を立てていて、今週は、初等部1年生と一緒に「ドロケー大会」。1年生も6年生もドロボー役、警察役の二つに分かれて一斉に開始。6年生は、逃げる時に片足のみ、ケンケンで逃げるというハンデ付きです。

1年生も、6年生も「待てー」「ウワー」「助けてー」と歓声を上げながら広いテニスコート内を走り回っていました。

幼児部節分の集い

1月28日(土)に幼児部「節分の集い」が行われました。手作りの鬼のお面をつけながら子ども達がホールに集合。司会の先生から、なぜみんなの頭に鬼のお面がついているのか質問され「節分!だから」「鬼をやっつける!」等々回答が返ってきました。節分の説明をし、子ども達が集中した後、幼児部スタッフの寸劇が始まりました。

あらすじは・・・。日本から来たもも子(祖先は桃太郎)は、NJ補習校に転入したと思ったら、そこは…友達のおもちゃを取ったり、片付けをなまけたり、すぐ泣いたりすると先生からすごく褒められる、鬼の学校でした。なんとかNJ補習校に戻りたいもも子に、鬼先生は3つのクイズに正解するとNJ補習校に戻してやると約束をします。

クイズ①「オニはオニでも、食べるとおいしいオニは?」(子どもの答え おにぎり)

クイズ②「鬼が出てくる昔話を3つ」(子どもの答え 桃太郎、一寸法師、じごくのそうべえ)

クイズ③「鬼が怖い物をイラスト(やいかがし・注射・大豆・おばけ)の中から2つ選ぶ。」

子ども達は寸劇に夢中になり、大盛り上がり。みんなで協力して3つのクイズをクリアしましたが、鬼の先生は嘘つき鬼で返してくれません。そこで「天下の宝刀」子どもたちからの「鬼は外。福は内。」の声とともにもも子は豆をまき、鬼学校の鬼は退散していきました。

その後、子ども達はクラスに戻り、心の中にいる悪い鬼をやっつけようと豆まきをしていました。

初等部1年生の校内授業研修

1月14日に初等部1年生の校内授業研修が行われました。今年は「主体的で対話的な深い学び」をテーマに、グループ学習を意識的に取り入れた授業展開をしました。算数の授業では、3人がチームになってお互いに問題の答えを確認し合っていました。また、別のクラスでは各自が持ってきたハンカチの大きさをグループで比べて、発表しあっていました。国語の授業では今まで習った漢字の復習をして漢字の特徴を確認し合っていました。児童達は、友達と気楽に意見が言える雰囲気の中、全員が参加し、達成感を感じているようでした。このグループ学習の形態で、生徒自身が、課題に主体的に取り組み、友達と意見を交換しながら解答を導き出す力を高めていきたいと思います。

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令和5年度(2023年度)の始業日は4月8日(土)です。

始業式、入園・入学式は4月8日(土)に行います。