令和五年 六月 三十日

School Letter 07012023

ちゃんと寝て、食べて、ピカピカ笑って

4月から始まった日本のNHK朝のドラマ「らんまん」から、心温まる言葉を紹介します。高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリードラマです。時は明治、高知県から東京に出てきた主人公の若(わか)は仕事に必死すぎて、周りが見えなくなり、寝る間も惜しんで、頑張り続けていました。そんな若を見ていたお供役の竹雄さんが若に言った言葉です。

「若が前に進みたいのは、わかります。けれど張りつめていたら、前に早く走ることはできません。健やかに、楽しく笑う方がよっぽど早く遠くまで行けます。若のいいところは、ニコニコしているところです。若が笑っていたら、みんなが笑顔になれる。誰のことも、幸せにできる。だから、ちゃんと寝て、食べて、ピカピカ笑っていてください。それが若の全速力です。」

この話を聞いて何だか気持ちが温かくなりました。筆者も難しい顔をしているときがあり、パートナーから「笑顔でね」と言われています。一番笑顔になれるのが、補習校で勉強している子ども達の姿を見るときです。

夏休み明けには、保護者の皆さんも子ども達も「ちゃんと寝て、朝ご飯食べて、笑顔で」補習校に来てください。

「長さ」の授業後の昼休み、ボール投げで長さを測る
「長さ」の授業後の昼休み、ボール投げで長さを測る

児童会あいさつキャンペーン

5月27日から6月17日にかけて、朝の登校時間に児童会役員と有志のメンバーが北側入口、南側入口に立って「あいさつキャンペーン」を行いました。今年度の児童会のテーマは「笑顔いっぱい幸せ学校」。あいさつを通して学校全体に笑顔が広まり、一日を楽しく過ごしてもらいたいと企画。5月初めに、児童会役員で相談し、校内に予告ポスターを貼り、4週にわたってあいさつ運動を繰り広げました。こども達の笑顔あふれる「おはようございます」のあいさつが飛び交っていました。入口警備の現地の警察官にも「Good Morning」と多くの児童生徒があいさつしていました。あいさつの習慣を身につけて、「笑顔いっぱいの幸せ学校」にしていきましょう。

Good morning.
入口で挨拶をする児童会

幼児部の授業参観、保護者懇談会

6月10日に幼児部授業参観、保護者懇談会が行われました。多くの保護者が子ども達の様子を参観しに足を運んでくださいました。当日、年中組は「時の記念日」にちなんで紙皿でカタツムリの時計を製作し、その様子を見てもらいました。

年長組は、言葉・数字遊びを「ジャングルに行こうよ」の愉快なリズムにのせて行いました。先生が「たぬき」といえば「た・ぬ・き」が3文字でできていることを理解し、3人グループをつくって、できあがったグループから座るというゲーム。2から始まり7、8文字の言葉から、数を把握しグループを一生懸命に集めようとしている子ども達の様子に保護者も笑顔に。時に保護者も「乱入」し、数に加わり、一緒になってグループを作っていました。授業参観ではありましたが、保護者も一緒に活動し、お子様の成長を実感できたことと思います。

授業参観後は保護者懇談会が行われ、担任から普段の生活の様子が報告されました。保護者同士の情報交換など有意義な懇談が行われました。多くの保護者の皆様に参加して頂き、ありがとうございました。

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幼児部 水遊び

6月17日、中庭で幼児部による水遊びが行われました。当日は雨が心配されましたが、子ども達の元気な笑顔が天に通じたのか、太陽も顔を出してくれました。「水遊び」では、5つのブース、「恐竜の卵」「シャボン玉」「泡泡(アワアワ)」「(小)プール」「おままごと」を設けました。準備運動として、パイナップル体操を行い、体をほぐした後、グループに分かれそれぞれのブースを楽しみました。中でも「恐竜の卵」は、恐竜のフィギュアを水風船に入れ、そのまま氷らせた恐竜の卵。風船を割って氷の中に埋まっている恐竜を棒とプラスチックのスコップで発掘しなければいけないので、子どもたちは手が冷たいと言いながら必死にフィギュアを掘り起こしていました。また、プールの周りには、元気のいい男の子たちが集まり、空き容器を使って自ら頭や体にかけては悲鳴をあげる姿も。風がいい具合に吹いていたので、中庭いっぱいにシャボン玉が舞い上がり、子ども達の歓声が広がり、笑顔あふれる楽しい活動となりました。

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児童会 5・6年球技大会

6月24日、児童会主催の球技大会が体育館で行われました。今回の球技大会種目は「ドッジボール」。児童たちにとって最もポピュラーなそしてエキサイティングな種目になりました。対象は、初等部5・6年生の4クラス。クラス混合チーム対抗戦となっているために集合時からどのチームもやる気満々。笛の音に合わせドッジボールがスタート。ボールを投げ、そのボールから逃げる子、立ち向かって行く子、あえなくぶつけられる子、がっちりキャッチする子等々、随所に好プレー、珍プレーが見られるエキサイティングなゲームでした。児童会主催行事は今後も児童会役員が中心になって初等部1年から4年生と一緒にできる活動を運営実施していく予定です。

Kyugi2 2023
Kyugi1 2023

前期職員研修会

6月10日(土)放課後に先生方が補佐室で研修会を行いました。テーマは「グループ学習の工夫」。「主体的で対話的な深い学び」を目指し、授業改善の一つとしてグループ学習に取り組んできた実践を報告。昨年の初等部5年生による東京都練馬区の小学校との交流学習の報告。続いて初等部1年生の様々な座席の位置を変えて授業を行った試行錯誤の取り組みを報告。実践報告を受けて、グループになってディスカッション。先生方からは「グループ学習について、今後ももっと色々な事例を研究していきたいと思いました。机の並べ方ひとつとっても効果的な学習方法があることを知り、モチベーションが上がりました。日本の小学校との交流も大変効果的に進められていて、ITの有効利用の良い例だと思いました。」との声が寄せられました。先生方の実践から学び、授業改善へつなげる研修会となりました。

Kenshu2 2023
Kenshu1 2023

初等部2年の授業研修

6月17日(土)に初等部2年生の授業研修が行われました。2年生の先生方がお互いの授業を参観し、授業力向上につなげる研修です。3桁の数字を理解する授業では、児童が数カードを使って黒板に答えを書いて、どうしてその答えになったのかを説明していました。かたかなの学習ではグループで取り組み、かたかなを使った文章をつくり発表していました。また、ペア学習では、相手が書いた文章を読んで発表するなど効果的なペア学習の手法を取り入れるなど様々な工夫が見られました。

放課後には、授業を参観した校長も交え、お互いに課題や工夫点を話し合いながら、授業改善につなげる研修となりました。

Jugyokenshu3 2023
Jugyokenshu2 2023
Jugyokenshu1 2023

中等部2・3年、高等部の授業研修

6月24日に中等部2・3年と高等部の授業研修が行われました。先生方がお互いの授業を参観しあいました。わかりやすいワークシート活用やわかりやすい説明、グループでの短歌作り、ペア学習での意見発表など先生方の工夫が見られました。生徒達は意欲的に取り組んでいました。

放課後には、授業を参観した校長も交え、お互いに課題や工夫点を話し合いました。生徒の自主性を育てる授業、生徒の達成感を得られる授業などの取り組み例を話し合いながら、授業改善につなげる研修となりました。

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Kojugyokenshu2 2023
Kojugyokenshu1 2023